お仏壇やお仏具、仏事にまつわるよくある質問や豆知識をまとめました。

お仏壇・お仏具全般について

お仏壇のお手入方法は?
お仏壇は、湿気が多すぎたり、乾燥しすぎの状態はよくありません。
お部屋をいつも閉め切ったりせず、季節によっては窓を開け、空気の入れ替えを行うことが大切です。
その他に、毛材(鳥の羽根)でホコリをはたく。1週間~2週間に1度は行うのがよいでしょう。
水をこぼした場合は、ティッシュで水気を取り、やわらかい素材の布で拭き取る等行ってください。
仏壇を綺麗にする“お洗濯”とは?
お仏壇を修理して綺麗にすることを「お洗濯」と言います。
ご先祖様から受け継いだ大切な仏壇をお持ちであるならば「お洗濯」をご検討されてはいかがでしょうか?
本格的に行なえば、比較的安い値段で見違えるように綺麗になります。
お値段については細かい傷や、金箔も剥がれなど状態、お仏壇の大きさや傷み具合にもよりますので、一度当店にご相談ください。
新しい仏壇を購入することになりました。古い仏壇は、処分しても大丈夫なのでしょうか?
仏壇を買い替える際には「御魂抜き」の御供養が必要となります。お近くのお寺様にお願いして、お経を上げて頂くとよいでしょう。これまで使っていた仏壇から、新しいものへ移す「御魂入れ」も同時に行います。「御魂抜き」を済ませた古い仏壇は、焼却処分をしても構いません。
仏壇を買いたいのですが、何を選んでいいのかわかりません。
宗派によって変わってくるものもありますので、まずはご相談ください。
仏壇を置く場所などによって、大きさも決まってきます。高さや奥行き、扉を開いても大丈夫な幅が必要になります。
マンションの場合は特に仏壇を置くスペースもないことから、最近は家具に合う小型のタイプもございます。デザインも様々ですので、お部屋との調和を考えて選ぶとよいでしょう。
仏壇全体ではなく部分的な洗浄も可能ですか?
はい、可能です。部品一点から修理・洗浄を承っております。
我が家はお仏壇も小さなものしか置けないため、仏具は必要最小限に抑えたいのですが、どのようなものを用意すれば良いでしょうか?
花立て・香炉・ろうそく立ての「三具足(みつぐそく)」を揃えていただくとよいでしょう。こちらは宗派関係なく基本の三点セットといわれています。
お仏壇にお供えするお花は、どんなものが良いのでしょうか?
特に決まりはありませんが、毒々しい色の花や、毒花や棘のある花、匂いのきつい花は避けましょう。
金仏壇の場合、漆や金箔に花粉が付着すると傷みの原因にもなりますので、花粉が落ちやすいお花も避けた方がよいでしょう。
引越しの際、お仏壇はどう扱えばいいのでしょうか?
お仏壇は通常の引越し業者でも運んでくれます。ただし、梱包時には吊り灯篭、掛け軸など外れる部品は外し、内部の仏具も個別に丁寧に梱包してください。扉や引き出しもしっかりと固定します。業者によっては梱包も請け負ってくれますので、相談するとよいでしょう。弊社でもご相談を承っております。
お仏壇を店舗まで見に行きたいのですが、事前準備していく事はありますか?
設置場所の寸法を測って来られると、お仏壇を選び際の基準になると思います。また、既にお位牌をお持ちの場合には、お位牌の高さがお仏壇選びに重要となりますので、お位牌をお持ちいただくか、サイズを測ってご来店ください。

お仏事について

二つの法事を一緒にしてもよいのでしょうか?
原則として、法事は1人の故人に対して一つの法事を行います。同年に2人以上の故人の法事が重なる場合は、一度にまとめて行うこともあり、これを併修(へいしゅ)と呼びます。この場合は、早い法要月に合わせることが多いようです。
法事には誰を呼べばいいのでしょう?
法事の主役は故人です。親族、故人の友人、知人など、故人と縁の深かった人を中心にお招きするとよいでしょう。
納骨の時期はいつがいいのですか?
地方の習慣によっても違いがありますが、四十九日の法要の際に納骨される方が多いようです。
または百箇日や初盆を目途に納骨されることもあります。
お墓が無いのですが、お骨をお仏壇に入れておいてもよいのでしょうか?
お仏壇は本尊を祀って拝む場所であって、遺影や遺骨を置く場所ではないとされています。お墓が無ければ、菩提寺様に預かっていただくのもよいでしょう
お寺が無いのですが、ご紹介などはしていただけますか?
お寺の檀家に入られていない方、法事や法要でご供養をご希望の方には地域のご寺院様をご紹介させていただきます。(ご寺院様への依頼等はご自身にてお願いいたします。)